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内村航平(体操)|東京オリンピック

五輪で現役最多の7つのメダルを手にしてきた体操界の「キング」。けがの影響で鉄棒1本で頂点を目指す

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足首負傷、肩にも痛み 「ぎりぎりの状態」で精彩欠く 体操の内村

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体操男子個人総合予選で平行棒の演技中、表情をゆがめる内村航平=高崎アリーナで2019年4月26日、宮間俊樹撮影
体操男子個人総合予選で平行棒の演技中、表情をゆがめる内村航平=高崎アリーナで2019年4月26日、宮間俊樹撮影

体操の全日本選手権、内村航平が予選落ち

 「やりたいのにできないっていうのが分からない。すべてが今日で終わったような感覚」。予選落ちが決まり、時に笑みを浮かべて試合を振り返った内村は、戸惑いや諦めの気持ちが交錯しているようにも見えた。

 誰も予想しなかった「キング」の姿だった。両肩を痛めた「ぎりぎりの状態」で、技の難度を落として臨んだ今大会。2種目めのあん馬では、連覇が10で止まった前回大会と同じ技で落下した。その後も気持ちが切れたかのように精彩を欠き、5種目めの平行棒で肩の状態を悪化させた。大会前も…

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