ルノー、FCAと再交渉に意欲も実現にハードル 仏政府とも摩擦

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 仏自動車大手ルノーのスナール会長は12日、パリで開いた株主総会で、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と決裂した統合交渉の再開を示唆した。次世代技術の開発競争が激化するなか、焦りを強めるルノーは巨大自動車グループの誕生に活路を見いだすが、実現は容易ではない。ルノーと企業連合を組む日産自動車の今後も左右する。

 「素晴らしい提案ということは今も私の中で変わらない」。スナール氏はFCAとの統合をこう評価した。両社は水面下で交渉入りを模索しているとみられ、仏メディアはスナール氏とFCAのエルカン会長が協議中と伝えている。

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