日産

新体制案 ルノーに歩み寄り 企業統治改革逆行も

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 日産自動車は21日、25日の株主総会後に移行する指名委員会等設置会社の体制案を発表した。新設する3委員会のうち二つに、仏ルノーのスナール会長とボロレ最高経営責任者(CEO)が入るもので、ルノーは歓迎する意向を表明。人選を巡る日産とルノーの対立は土壇場で回避された。しかし、カルロス・ゴーン前会長の不正問題を受けた企業統治改革に課題も残した。

 日産に新設される各委員会の人数は指名委が6人、報酬委が4人、監査委が5人。スナール会長が指名委に、ボロレCEOが監査委にそれぞれ入る以外は委員会の構成員を社外取締役とする。委員長はいずれも社外取締役。

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