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中国新疆ウイグル自治区で多数派の漢族とトルコ系少数派のウイグル族が衝突し、197人(当局発表)が死亡した「ウルムチ暴動」から5日で10年を迎えた。中国政府はウイグル族が関わるテロなどの事件を警戒しており、自治区内では厳しい監視が続いている模様だ。習近平国家主席は今月、ウイグル族と関係が深いトルコのエルドアン大統領と北京で会談し、テロ対策の強化を打ち出した。
中国メディアは5日、自治区の現状に関する記事を一斉に掲載。10年の節目を念頭に「ウルムチ市の国際大バザールは昨年改装され、連日多くの人でにぎわっている」「新疆の歴史や社会主義を強く宣伝し、文明的な生活に導いている」などと自治区の安定ぶりを強調している。
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