香港

43万人がデモ 若者ら、中国出先機関包囲

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デモ隊に向けて催涙弾が発射され、あたりにガスが充満した=香港・上環で2019年7月21日午後10時31分、福岡静哉撮影
デモ隊に向けて催涙弾が発射され、あたりにガスが充満した=香港・上環で2019年7月21日午後10時31分、福岡静哉撮影

 「逃亡犯条例」改正案に対する反対運動が続いている香港で21日、再び大規模なデモがあり、約43万人(主催者発表)の市民が参加した。この日は、警察の「暴力」を究明する独立調査委員会の設置を要求の柱に据えた。デモ隊の一部は中国の出先機関である「香港連絡弁公室」を取り囲み、正面玄関などに中国政府への批判を書いて回った。

 デモ参加者は香港中心部のビクトリア公園を出発。逃亡犯条例改正案の「完全撤回」や民主的な選挙制度の実現なども求めた。3歳の長男と参加した周仲驃さん(52)は「大規模デモには毎回参加している。子供たちの未来を中国政府から守るため私たちが頑張らないといけない」と話していた。

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