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影山貴彦のテレビ燦々

同志社女子大学メディア創造学科教授・影山貴彦さんがつづるテレビにまつわるコラムです。

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若い人もいかが?骨太「サイン」 食わず嫌いするには惜しい

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 11日にスタートした「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(ABCテレビ系)。大いに見応えのあるドラマだ。ただ、この「見応え感」というヤツは、世代によって受け止め方の異なることが少なくない。中高年にとって満足度の高い作品が若い視聴者には訴求しなかったり、逆にシニアにはいまひとつ食い足りないドラマに、多くの若者が涙する場合もある。無論、どちらが正解ということはない。世代を超えて人気を博すエンターテインメントを世に出すことが、作り手の究極の夢だが、その道は極めて険しく、日々彼らは知恵を絞っている。

 現在日本で放送中の「サイン」は、2011年に韓国のテレビ局SBSで放送され好評を得た同タイトルドラマのリメーク版だ。日本でも絶大な人気を誇る韓国出身の男性デュオ、東方神起が主題歌「ミラーズ」を担う。

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