ヒト受精卵ゲノム編集「未来永劫禁止でいいのか…」 法規制の範囲で議論
毎日新聞
2019/8/6 20:20(最終更新 8/6 20:20)
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ゲノム(全遺伝情報)編集技術で遺伝子改変したヒト受精卵を使って赤ちゃんを誕生させることを防ぐため、法規制に向けた議論が厚生労働省の専門委員会で始まった。ヒト受精卵のゲノム編集は、国際的にも議論が不十分なまま現実が先行してきた。2日の専門委員会の初会合では安全性や倫理面を懸念する意見が相次ぎ、課題は山積している。【柳楽未来、須田桃子】
「現在の技術ではゲノム編集で想定していない遺伝子まで改変され、がんを引き起こす恐れがある」「受精卵を遺伝子改変すれば改変された特性が次世代にも引き継がれ、影響を及ぼすことになる」
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