トランプ氏が乱射現場のエルパソ訪問 市民は抗議デモ「差別的な言動が遠因」

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「謝罪を」と書かれたボードなどを掲げ、トランプ米大統領に抗議する市民ら=米南部テキサス州エルパソで2019年8月7日午後3時、福永方人撮影
「謝罪を」と書かれたボードなどを掲げ、トランプ米大統領に抗議する市民ら=米南部テキサス州エルパソで2019年8月7日午後3時、福永方人撮影

 トランプ米大統領は7日、銃乱射事件が発生した中西部オハイオ州デイトンと南部テキサス州エルパソの病院などをメラニア夫人と訪問し、負傷者や現場に駆け付けた警察官らを見舞った。エルパソで3日、デイトンで4日にあった事件で計31人が死亡。両市ではトランプ氏の差別的な言動が事件の遠因だとして市民の抗議デモが起き、夫妻は公の場に姿を見せなかった。

 中南米系移民が標的となり22人が死亡したエルパソでは、移民を敵視するトランプ氏の責任を問う声が特に強く、気温40度近い炎天下で開かれた抗議集会に数百人が参加した。

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