小泉環境相インタビュー「廃プラ、日本が貢献を」「処理水解決、福島の皆さんと」

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抱負を語る小泉進次郎環境相=東京都千代田区で2019年9月13日、藤井太郎撮影
抱負を語る小泉進次郎環境相=東京都千代田区で2019年9月13日、藤井太郎撮影

 11日に初入閣した小泉進次郎環境相兼原子力防災担当相が13日、毎日新聞などのインタビューに答えた。日本には「世界に売れる環境技術やノウハウがある」とし、「日本にしかできない貢献だ。しっかり世界に発信していきたい」と強調した。主な一問一答は以下の通り。

 Q 廃プラスチックへの取り組みについて。

 小泉氏 廃プラ、そして海洋流出しているプラスチックごみを世界全体でなくしていかなければいけないと、大阪G20(主要20カ国・地域首脳会議)で合意された。日本が主導的な役割を果たして「地域循環共生圏」の実現に向け、環境省としてまい進したい。

 廃プラについては、日本は世界全体の排出量からすれば微々たるものだ。最も海に対する排出量が多いのは中国で、日本の100倍以上と言ってもいい。だが、日本は残念ながら1人当たりの量は世界の中でトップ3に入るくらい高い。これは変えていかなければいけない。

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