西日本FH ベンチャーキャピタル設立を検討 発足3年、谷川社長が意欲

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創業支援に注力する姿勢を示した西日本フィナンシャルホールディングスの谷川浩道社長=福岡市で2019年9月24日午後4時34分、浅川大樹撮影
創業支援に注力する姿勢を示した西日本フィナンシャルホールディングスの谷川浩道社長=福岡市で2019年9月24日午後4時34分、浅川大樹撮影

 西日本フィナンシャルホールディングス(FH)の谷川浩道社長は、10月3日の発足3年を前に毎日新聞の取材に応じ、新興企業に投資するベンチャーキャピタル(VC)設立を検討していると明らかにした。傘下の西日本シティ銀行(福岡市)が創業支援分野の実績を上げており、更なる態勢の充実を図る。

 VCは将来的な成長が期待される未上場の新興企業に投資したり、投資先に経営面で助言したりする会社を指す。谷川社長は地方銀行を取り巻く厳しい経営環境を念頭に「地域のために何ができるか深掘りしたい。(銀行による融資とは別に)事業への投資も一つの方向性だ。当社はまだVCの態勢が整っておらず、(設立を)検討している」と述べた…

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