相模川の城山ダム 初の緊急放流 流域住民らに引き続き注意呼びかけ

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台風19号で警戒が必要な期間 拡大
台風19号で警戒が必要な期間

 台風19号による大雨に伴う相模川の城山ダム(相模原市緑区、総貯水容量約6230万立方メートル)の緊急放流は13日午前1時15分に終了した。神奈川県が発表した。県は「激しい降雨のため、ダムに水をためられる限界量を超える恐れが強くなった」として12日午後9時半から緊急放流を実施。ダムに流入する水量が減少したことを受け、終了した。

 城山ダムの緊急放流は初めて。流入量とほぼ同量を下流に流す「異常洪水時防災操作」を実施していた。ただ、緊急放流の終了後も、ダムに流入する量の減少に合わせながら放流を進めるため、水位が高い状態が続く見通しで、県は流域の住民らに引き続き注意するよう呼びかけている。【木下翔太郎】

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