「理屈ではなく、気持ち」日本代表、終盤の猛攻耐えた防御力 ラグビーW杯

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【日本-スコットランド】後半、相手の突進を阻むリーチ(中央)=横浜・日産スタジアムで2019年10月13日、長谷川直亮撮影
【日本-スコットランド】後半、相手の突進を阻むリーチ(中央)=横浜・日産スタジアムで2019年10月13日、長谷川直亮撮影

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、9大会連続9回目の出場の日本は13日、横浜・日産スタジアムで行われた1次リーグA組最終戦でスコットランドを28―21で破り、アジア勢初となる決勝トーナメントへの切符を手にした。1次リーグを4戦全勝で終え、勝ち点19のA組首位で通過した。スコットランド戦の勝利を受け、日本の世界ランキングは8位から過去最高の7位に上昇。準々決勝は20日午後7時15分から東京・味の素スタジアムで、B組2位の南アフリカ(世界ランキング5位)と対戦する。

 6万7000人を超える大観衆からのカウントダウンに合わせ、「その時」は刻一刻と近づいた。ラストワンプレーを告げる合図が響く。パスを受けた日本の山中(神戸製鋼)がボールをタッチラインの外へ蹴り出すと、歓喜の輪が広がった。宿敵スコットランドの猛追を振り切り、初の8強進出。歴史の扉が開いた。

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