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被災地支援を続ける大館市の市民団体「大館ボラバスプロジェクト」(小林佳久代表)の日帰りバスツアーの参加者が、台風19号による土砂崩れや濁流で被災した岩手県普代村を訪れ、家屋の清掃活動を行った。
同プロジェクトはこれまで、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市を中心に活動を続けており、台風19号による被災地を訪れたのは、今回が初めて。
20~80代の男女16人が参加。村中心部の第13地割地区で、被災家屋の清掃作業を行い、主に床部分の隅々にこびりついた泥をブラシで落とす作業に取り組んだ。
家主の親戚で同村議の嵯峨典行さん(58)によると、地区一帯は床上約30センチまで浸水したといい「家主は施設に入所しており、ボランティアの方々のサポートには感謝したい」と話していた。
同村災害ボランティアセンターによると、被災したのは1126世帯(10月末現在)の1割強に当たる126世帯。これまでに県内外から600人を超えるボランティアが訪れた。【田村彦志】