「陸の孤島化」対策で成田空港、備蓄7.5倍に

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台風15号の際には交通機関が止まり、到着ロビーは大勢の旅客で埋め尽くされた=成田空港で2019年9月9日午後1時18分、中村宰和撮影
台風15号の際には交通機関が止まり、到着ロビーは大勢の旅客で埋め尽くされた=成田空港で2019年9月9日午後1時18分、中村宰和撮影

 成田国際空港会社(NAA)は28日、大規模な自然災害の発生を想定した新たな業務継続計画(BCP)を発表した。地震の場合は、発生から5時間以内に滑走路の運用を再開し、24時間以内に定期便の運航を再開する目標を設定。9月の台風15号の上陸で交通機関が止まって大勢の旅客が滞留した問題を踏まえ、適切な着陸制限の実施によって滞留者を減らす。食料の備蓄量を7・5倍にする対策も盛り込んだ。【中村宰和】

 航空会社や鉄道、官公庁など空港関連の47事業者と連携し、空港全体のBCPを初めて策定した。

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