竹島式典「仕掛け」断念 衛藤氏出席見送り 韓国への刺激避け

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 衛藤晟一領土問題担当相は18日午前の記者会見で、島根県などが主催する「竹島の日」記念式典について「私が行くとか副大臣が行くとか仕掛けようと思ったが、まだ仕掛けができない」と述べ、自身の出席を見合わせる考えを示した。22日の式典は藤原崇内閣府政務官を派遣するとし、「例年通りやるしかない」と渋い表情を見せた。

 政府は第2次安倍政権発足後の2013年以降、毎年式典に政務官を派遣する一方、より格の高い閣僚や副大臣の出席は見送ってきた。これに対し、超党派の「日本の領土を守るため行動する議員連盟」は今年2月、竹島は日本固有の領土であると強く発信するため衛藤氏の式典出席を要請した。議連の役員を務めてきた衛藤氏は出席が可能かどうか、首相官邸と調整を続けていたという。

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