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内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿を昨年11月に国会へ提出した際に推薦部局名を「白塗り」した問題で、「新たな文書を作成した」とする政府の新たな見解に疑問の声があがっている。野党は公文書管理を担当する北村誠吾地方創生担当相の答弁の迷走を追及してきた。しかし、専門家は新見解そのものが「公文書管理ガイドライン違反」「脱法的な対応」と指摘する。
新見解は7日の記者会見で北村氏が示した。「白塗り」について、「ある文書を修正して、別の文書を新たに作成したことになる。公文書管理法との関係では問題が生じるとは私は考えていない」と述べ、「改ざん」にはあたらないとした。そのうえで、北村氏は「公文書管理でなく、国会対応で不適切だった」と主張。資料提出時に「白塗り」を国会に説明しなかったことが問題だとし、公文書管理とは切り分ける論法で乗り切ろうと図る。
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