米、韓国とイタリアの一部地域「渡航中止」 西海岸で新型コロナの市中感染か

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トランプ米大統領=AP
トランプ米大統領=AP

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、トランプ米政権は2月29日、感染者が急増している韓国、イタリア両国の一部地域への渡航警戒レベルを4段階で最も厳しい「渡航中止」に引き上げたと発表した。また、ウイルスに感染した50代の男性患者が死亡したと明らかにした。米国内での死者は初めて。

 国務省によると、渡航中止の対象は韓国南東部の大邱市と、イタリア北部ベネト州(州都ベネチア)、ロンバルディア州(同ミラノ)。日本は29日現在で下から2番目の「注意を強化」になっている。

 米国は2月2日から、過去14日以内に中国に滞在した外国人の入国を拒否しているが、この日はイランに滞在歴がある外国人も対象に加えると発表。世界的な感染の広がりを受け、さらなる移動制限に動いた。韓国とイタリアからの入国者はそれぞれの国で検査強化を求める。

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