新型コロナ　高槻市、補正予算案３７９億円　単親家庭など補助　／大阪

　高槻市は、新型コロナウイルスの影響を受けるひとり親家庭や事業者向けの対策を発表した。１日の市議会臨時会に予算案を提出する。

　一般会計補正予算額は約３７９億１５５０万円。ひとり親世帯など児童扶養手当の受給世帯に、児童１人につき２万円を支給する。予算額は７３９０万円。また、休業要請を受けた中小企業・個人事業者に府と市が交付する休業要請支援金の対象から外れる事業者で、新型コロナの影響で売り上げが減り、セーフティネット保証などの融資を受けた事業者に２０万円を支給、予算額約６億円を計上する。水道料金は基本料金を４カ月、半額減免し、減収分の約２億７６６３万円を一般会計から補助する。

　市長ら特別職７人の給与は５月～来年３月、現行の１０％減から２０％減とする。浜田剛史市長は本来額１０６万５０００円から８５万２０００円となる。全議員（３４人）も５～１０月、１０％減額する。効果額は計約９２６万円。【亀田早苗】