米、香港優遇措置終了 トランプ氏、対中制裁法案にも署名 中国の猛反発必至
毎日新聞
2020/7/15 11:17(最終更新 7/15 11:17)
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トランプ米大統領は14日、ホワイトハウスで記者会見し、米国が香港に認めてきた経済面などの優遇措置を終了する大統領令に署名したと明らかにした。香港の自治侵害に関与した中国当局者らに制裁を科す香港自治法案にも署名し、同法は成立した。中国による香港の統制を強化する香港国家安全維持法(国安法)の施行を受けた制裁措置。中国の猛反発は必至で、激しさを増す米中両国の対立はさらに先鋭化しそうだ。
トランプ氏は会見で、「香港市民に抑圧的な政策をとる中国に責任をとらせる。香港の自由は奪い去られた」などと述べた。優遇措置の終了で、香港市民に対する米国ビザの発給が厳格化されるほか、中国本土と同じ関税率が適用される可能性がある。
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