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<名品手鑑Ⅱ(めいひんてかがみ2)>
不染鉄「山海図絵」など日本画並ぶ
大津市比叡平2にある木下美術館は、1977(昭和52)年、県内で初めての私立美術館として、湖国出身の実業家・木下彌三郎により創立されました。彌三郎は能登川に生まれ、大阪へ出てさまざまな事業を行った後、観光業に進出し、やがてホテル紅葉、紅葉パラダイスなどを傘下におさめる事業を発展させました。美術にも造詣が深く、長年多数の美術品を収集し、それらを多くの人々に鑑賞していただくために木下美術館を創立いたしました。
京都画壇を軸とした近代日本画を主に所蔵しています。作家としては、竹内栖鳳(せいほう)、堂本印象、橋本関雪、浅井忠(ちゅう)、伊藤小坡(しょうは)、梶原緋佐子、横山大観、岡田三郎助などなどファンの多い画家の作品が中心です。
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