林氏、衆院くら替え否定 現時点 転身自体には含みも /山口

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 早期の衆院解散の可能性が取り沙汰される中、自民党の林芳正参院議員(59)=山口選挙区=が、衆院山口3区へくら替えするとの見方が、県内で改めて浮上している。林氏は21日、記者団の取材に現時点での出馬は否定したものの、転身自体については従来通り含みを持たせた。【林大樹、遠藤雅彦】

 自民党県連では、幹部らが10年ほど前から林氏の3区での擁立を模索してきたが、党本部は現職の河村建夫元官房長官(77)を公認してきた。林氏本人もくら替え自体は否定せず、衆院解散が近づくたびに注目されている。今年に入ってからも、次期衆院選で出馬の意向を固めたと一部で報じられた。

 この連休中、地元入りしていた林氏は21日、帰京を前に山口宇部空港(宇部市)で記者団の取材に応じ、次期衆院選の3区からの立候補について「意向を固めたということは無い」と述べた。その上で「期待の声があることはありがたいことで、応えられるように精進を重ねていきたい」とし、「(2012年の自民党)総裁選挙に出させていただいた前後から、転身の声をたくさんいただくようになったので、そのような流れの中で声が強…

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