「顔パス」で買い物も食事も… 富山市が顔認証決済システムの社会実験

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顔認証決済システムを使った買い物の体験会=富山市明輪町の「とやマルシェ」で2020年10月1日、青山郁子撮影
顔認証決済システムを使った買い物の体験会=富山市明輪町の「とやマルシェ」で2020年10月1日、青山郁子撮影

 現金を持たなくても「顔パス」で買い物や食事ができるようにする「顔認証決済システム」の社会実験を富山市が1日から始めた。最新の顔認証技術を活用した決済サービスで、システムを開発した電機大手・NECによると、国内では南紀白浜空港(和歌山県白浜町)などに次ぐ事例で、自治体と連携した社会実験は初めてという。

 仕組みは、事前にスマートフォンから専用サイトにアクセスし、顔情報やクレジットカード情報を登録。契約店舗のタブレット端末に顔をかざし、登録情報と照合して本人確認し、決済可能となる。

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