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かつて城下町として栄えた佐倉市。その風情を色濃く残す目抜き通り「新町通り」から一本入った住宅街にひっそりとたたずんでいる。国内でも珍しい日本刀専門の美術館である。
開館は1983年。佐倉出身の実業家、故塚本素山の収集品を基に、日本刀や外装約600点を所蔵する。
室町時代の同田貫(どうだぬき)正国作の刀や、新選組の隊士・沖田総司も愛用した加州清光作の刀、紀州徳川家伝来で数が極めて少ない江(ごうの)(郷)義弘作の脇差しに長曽祢虎徹(ながそねこてつ)作の刀--。
当代屈指の刀工による名作ぞろいで、常時約30点ずつ展示。3カ月ごとに入れ替える。
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