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和歌山市の尾花正啓市長は24日午前、定例記者会見で特定の小中学校で児童・生徒が市内全域から通学できる「小規模特認校制度」の導入を検討していると明かした。同日午後の市総合教育会議に提案し、出席した教育委員から異論は出なかった。市教委で対象校や就学条件などを定め、早ければ2022年度の導入を目指すという。実現すれば県内で初めて。
尾花市長は会見で、生徒の数を増やすことで学校の統廃合を避ける手段の一つになる、との見解を示した。
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