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熊本県人吉市の県立球磨工高で26日、同校伝統建築部(部員30人)の展示会があり、日本の伝統建築を学ぶ生徒たちが製作した家具などの木工品56種類、317点が並んだ。人吉市は7月の九州豪雨で甚大な被害を受けたうえ、部活の発表の場である文化祭も新型コロナウイルスの影響で中止に。その中でものづくりに打ち込み続けた部員の努力の成果を見てもらおうと、入場を保護者らに限定して開いた。【樋口岳大】
球磨工高の建築科には、全国でも珍しい伝統建築コースがあり、宮大工などを志す生徒が全国から集まり、伝統建築の技法などを学んでいる。さらに部活にも伝統建築部があり、高みを目指す生徒たちが実技を磨いている。
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