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県教委や県内の企業・団体などでつくる就職問題検討会議が、高校生が就職活動をする際、最初の応募企業を「1人1社」に絞るルールを改め、複数社応募できる制度の導入を決めた。厚生労働省によると、複数社応募の採用は秋田・沖縄両県に続き3県目で、近畿では初めて。2021年9月の選考開始日から、複数応募が可能となるという。
和歌山では就職活動が始まる9月は「併願」を認めず、10月以降は複数の応募・推薦が可能になる仕組みにしていた。「就職機会の均等」などを理由としていたが、教育関係者、企業側双方から「選択肢が狭まることで、就職後の離職につながりやすい」との指摘が寄せられていたという。同会議は「生徒が主体的に就職先を研究し、希望する企業に応募できるようにする」として、方針転換を申し合わせた。複数応募できるのは県内企業で…
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