堀尾吉晴 戦国生き抜き、松江開府 歴史館で特別展 「3人の天下人と」など4章構成 /島根

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江戸時代初期に作られた堀尾吉晴の座像=松江市殿町の松江歴史館で、小坂春乃撮影
江戸時代初期に作られた堀尾吉晴の座像=松江市殿町の松江歴史館で、小坂春乃撮影

 松江市殿町の松江歴史館で開館10周年を記念した特別展「戦国の世を馳(は)せた武将 堀尾吉晴」が開かれている。築城の名手といわれた松江開府の祖、堀尾吉晴(1543~1611年)が、関ケ原の戦いの功績で出雲・隠岐を与えられた息子・忠氏と共に島根に入るまでに着目し、その足跡をたどる文書や絵図など約80点が並ぶ。11月23日まで。

 開館した2011年に開かれた特別展が吉晴から孫の忠晴までの堀尾3代が島根入りしてからの資料を集めたものだったことから、今回は島根に至るまでの様子を伝えようと企画された。「吉晴と3人の天下人」など4章構成。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕え、鳥取城と備中高松城を攻めた際には相手の死を確認する「検使」を担うなど、特に秀吉から重用されたと伝わる。

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