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子どもたちの伝言

子どもたちが抱える学校内外での課題を、執筆者と一緒に考えます。

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学校現場を見つめて/230 連載を振り返る/中 教師としてたどった足跡 /四国

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 この連載の第1回は、2005年11月5日でした。02年に神奈川県の高校で発生した死亡事故のことを書くことにしたのです。危機管理を専門としていたこともあって、この事故の原因を調べていました。死亡に至った因果関係よりも、救急車の要請をためらう学校側の動きに大きな疑問を持っていたからです。それを知った遺族からお手紙をいただきました。子どもを思う保護者の気持ちが切々とつづられているだけでなく、教職員がどうあるべきかを教えてくれる内容で、伝えたいと思ったのです。

 その後も副題「命を考える」シリーズで10回分を書きあげて連載を終えようと思っていました。ところが意外な反響があり、当時の高松支局長から続けてほしいと要請され、引き続きお受けしたのです。気が付くと次のシリーズ「いま学校で」は100回を超えていました。

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