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宇宙環境から革新的技術を創出
デジタル化が進む社会。データ量はこの15年で100倍近くに膨れ上がった。あらゆるモノがインターネットでつながる社会全体のIoT化が進めば、地球への負荷は計り知れないものになる。
2030年にITシステム全体の消費電力を現在の100分の1にする計画を進めている組織がある。NTTグループだ。そして、「宇宙視点から地球環境の未来を革新させる技術創出へ」をテーマに20年7月、NTT宇宙環境エネルギー研究所(前田裕二所長)が誕生した。太陽を含む宇宙環境からの現状打破を目指している。
研究所のビジョンは「環境負荷ゼロの実現に向けて貢献する」。このビジョンを通して実現したい具体的な社会について、前田所長は「クリーンエネルギーの地産地消や、自然災害による被害がゼロになるような社会」を挙げる。地産地消の場は宇宙。「宇宙太陽光発電」の実現を目指している。
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