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麦焼酎「いいちこ」で知られる宇佐市の三和酒類は24日、清酒の酒造体験などができる新施設「辛島 虚空乃蔵(こくうのくら)」(同市辛島)の報道発表会を開いた。28日にオープンする。
この場所には、旧本社だった直売店「酒造観光館」があり、同社は2018年ごろから有効活用策を検討していた。20年に宇佐市が「清酒特区」に認定され、区域内に製造免許を持つ事業者は観光用の小規模酒蔵(年60キロリットル未満)を増設できるようになり、21年に新施設を着工した。
5億7000万円を投じ、5400平方メートルの敷地に「米の蔵」「麦の蔵」と事務棟、トイレの四つの建物(計692平方メートル)を整備した。
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