「朝鮮学校の無償化を」 京都の抗議活動、5年で150回に
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朝鮮学校が高校や幼保無償化の対象外となっていることに抗議する京都の「火曜アクション」が、5年前に始まってから150回を迎えた。毎週火曜、朝鮮学校の卒業生や日本人の支援者らが街頭で声を上げてきた。それでも現状改善の兆しは見えず、参加者らはやるせない思いを抱えている。【添島香苗】
「子どもが教育を受ける権利を守って」「外国人差別をやめてください」――。11月15日夜、京都市下京区の四条河原町交差点で横断幕を掲げたり、冊子を配ったりする支援者たち。この日はJR京都駅前でも活動し、計約110人が参加した。
高校無償化は2010年に当時の民主党政権が導入したが、朝鮮学校への適用判断は留保に。自民・公明両党に政権交代した後の13年、北朝鮮による拉致問題に進展がないことなどを理由に対象外とされた。
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