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片岡仁左衛門が2カ月にわたり東と西の歌舞伎の舞台に出演する。6月は東京・歌舞伎座の「六月大歌舞伎」(6月3~25日)夜の部「義経千本桜」のいがみの権太を、7月は大阪松竹座の「七月大歌舞伎」(7月3~25日)夜の部「俊寛」の俊寛僧都を演じる。
いずれも人形浄瑠璃から歌舞伎に入った義太夫狂言。「最近あまり義太夫狂言をやっていなかったので、ちょっと飢えていたんです」と仁左衛門。デフォルメされた人物像と、芯の細やかさが義太夫物の魅力と言い、「義太夫の制約の中で、縛られながら自由に泳ぐ楽しみがある」と笑みを浮かべる。
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