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六華苑の舞楽

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  • 六華苑の庭園に特設された舞台。右方の童舞(わらわまい)・胡蝶(こちょう)と左方の童舞・迦陵頻(かりょうびん)の子役たちがそろい踏み=松本成さん撮影
    六華苑の庭園に特設された舞台。右方の童舞(わらわまい)・胡蝶(こちょう)と左方の童舞・迦陵頻(かりょうびん)の子役たちがそろい踏み=松本成さん撮影
  • <貴徳(きとく)>前漢第9代皇帝、宣帝の神爵年間(前61~前58)に、匈奴(きょうど)の王が漢に降り貴徳候に封ぜられたという故事に由来する。舞台の四隅に走り鉾(ほこ)で突く勇壮な舞=松本成さん撮影
    <貴徳(きとく)>前漢第9代皇帝、宣帝の神爵年間(前61~前58)に、匈奴(きょうど)の王が漢に降り貴徳候に封ぜられたという故事に由来する。舞台の四隅に走り鉾(ほこ)で突く勇壮な舞=松本成さん撮影
  • <還城楽(げんじょうらく)>頰と顎(あご)が動く恐ろしい顔の赤色の面をかぶり桴(ばち)を持った舞人(まいびと)が、蛇を見つけて飛び上がって喜び、蛇を左手で捕らえて舞う=松本成さん撮影
    <還城楽(げんじょうらく)>頰と顎(あご)が動く恐ろしい顔の赤色の面をかぶり桴(ばち)を持った舞人(まいびと)が、蛇を見つけて飛び上がって喜び、蛇を左手で捕らえて舞う=松本成さん撮影
  • <春庭花(しゅんでいか)>六華苑の庭園に「舞の花」が咲く。春を彩る名曲。唐の第9代皇帝、玄宗(在位712~756年)が、花の咲き始めが遅れたので、楼に上り鼓を打ち笛を奏したところ、たちまち百花一斉に咲きそろった故事をもとにしている。平安時代に再編した舞曲=松本成さん撮影
    <春庭花(しゅんでいか)>六華苑の庭園に「舞の花」が咲く。春を彩る名曲。唐の第9代皇帝、玄宗(在位712~756年)が、花の咲き始めが遅れたので、楼に上り鼓を打ち笛を奏したところ、たちまち百花一斉に咲きそろった故事をもとにしている。平安時代に再編した舞曲=松本成さん撮影
  • <白浜(ほうひん)>笛と篳篥(ひちりき)の主奏者による序吹(じょふき)に始まり、4人の舞人が後半に右袖を脱いで人の輪で花の形をつくり巡る名曲=松本成さん撮影
    <白浜(ほうひん)>笛と篳篥(ひちりき)の主奏者による序吹(じょふき)に始まり、4人の舞人が後半に右袖を脱いで人の輪で花の形をつくり巡る名曲=松本成さん撮影
  • 幕あいに「胡蝶の夢」を見る。出番を待ちきれない子供たちは、楽屋に使っている和館の間でおとなしくしてくれない=松本成さん撮影
    幕あいに「胡蝶の夢」を見る。出番を待ちきれない子供たちは、楽屋に使っている和館の間でおとなしくしてくれない=松本成さん撮影
  • <胡蝶(こちょう)>延喜年間(901~923年)、宇多法皇が子供相撲をご覧の時に作舞作曲された国風(くにぶり)の名曲。源氏物語第二十四帖では「花園の胡蝶」として、チョウが山吹の花を飛び交うように優美に舞う。桑名では「六華苑」洋館前の庭園で舞う=松本成さん撮影
    <胡蝶(こちょう)>延喜年間(901~923年)、宇多法皇が子供相撲をご覧の時に作舞作曲された国風(くにぶり)の名曲。源氏物語第二十四帖では「花園の胡蝶」として、チョウが山吹の花を飛び交うように優美に舞う。桑名では「六華苑」洋館前の庭園で舞う=松本成さん撮影
  • 「六華苑」には洋館と、それに連なる和館がある。和館を楽屋として使う。幕あいの休憩中にも音楽を楽しむ楽人たち。多度雅楽会は40曲の音楽を持つ、特別な時に披露される10曲を除き、30曲の演目を5年で一巡させて、舞楽の保存に努めている。特に20曲が名曲とされているもので頻繁に披露される=松本成さん撮影
    「六華苑」には洋館と、それに連なる和館がある。和館を楽屋として使う。幕あいの休憩中にも音楽を楽しむ楽人たち。多度雅楽会は40曲の音楽を持つ、特別な時に披露される10曲を除き、30曲の演目を5年で一巡させて、舞楽の保存に努めている。特に20曲が名曲とされているもので頻繁に披露される=松本成さん撮影
  • <管絃(かんげん)>舞のない楽器のみの演奏を管絃という。楽器構成は3種の打楽器(鞨鼓=かっこ、太鼓、鉦鼓=しょうこ)、2種の絃楽器(琵琶、楽筝=がくそう)、3種の管楽器(鳳笙=ほうしょう、篳篥=ひちりき、龍笛=りゅうてき)によって構成される。管絃の楽器の奏法は趣もゆったりとしている=松本成さん撮影
    <管絃(かんげん)>舞のない楽器のみの演奏を管絃という。楽器構成は3種の打楽器(鞨鼓=かっこ、太鼓、鉦鼓=しょうこ)、2種の絃楽器(琵琶、楽筝=がくそう)、3種の管楽器(鳳笙=ほうしょう、篳篥=ひちりき、龍笛=りゅうてき)によって構成される。管絃の楽器の奏法は趣もゆったりとしている=松本成さん撮影
  • <陪臚(ばいろ)>天平年間(729~749年)までに伝来。源義家などの武家が出陣のたびに上演。盾に鉾の武人が太刀を抜いて舞う。破は夜多羅(やたら)という独特の拍子=松本成さん撮影
    <陪臚(ばいろ)>天平年間(729~749年)までに伝来。源義家などの武家が出陣のたびに上演。盾に鉾の武人が太刀を抜いて舞う。破は夜多羅(やたら)という独特の拍子=松本成さん撮影
  • <安摩(あま)>幾何学的で人面の形をした雑面(ぞうめん)を着けた舞人2人が、左右対称に、笏(しゃく)を掻(か)き、首を左右上に振り、向きを変え、走り動く=松本成さん撮影
    <安摩(あま)>幾何学的で人面の形をした雑面(ぞうめん)を着けた舞人2人が、左右対称に、笏(しゃく)を掻(か)き、首を左右上に振り、向きを変え、走り動く=松本成さん撮影
  • <二の舞>安摩と対の舞。「二の舞を踏む」の語源の舞。咲面(えみめん)の爺(じじい)と腫面(はれめん)の婆(ばばあ)が、「安摩」の舞人に笏を乞うが拒まれ、「安摩」の舞を真似るが、うまく舞えない。「踏む」の舞の手となってしまう=松本成さん撮影
    <二の舞>安摩と対の舞。「二の舞を踏む」の語源の舞。咲面(えみめん)の爺(じじい)と腫面(はれめん)の婆(ばばあ)が、「安摩」の舞人に笏を乞うが拒まれ、「安摩」の舞を真似るが、うまく舞えない。「踏む」の舞の手となってしまう=松本成さん撮影
  • <納曽利(なそり)>2匹の竜(双竜又は雌雄の竜ともいう)が戯れる姿を舞にしたもの。平安時代の競馬(くらべうま)や相撲の節会(せちえ)の勝ち舞=松本成さん撮影
    <納曽利(なそり)>2匹の竜(双竜又は雌雄の竜ともいう)が戯れる姿を舞にしたもの。平安時代の競馬(くらべうま)や相撲の節会(せちえ)の勝ち舞=松本成さん撮影
  • <蘇莫者(そまくしゃ)>聖徳太子が山で笛を吹いていると、山の神が笛に合わせて喜ぶ姿と伝えられる。舞人は蓑(みの)をまとい猿のように左右に飛び、前後に走る=松本成さん撮影
    <蘇莫者(そまくしゃ)>聖徳太子が山で笛を吹いていると、山の神が笛に合わせて喜ぶ姿と伝えられる。舞人は蓑(みの)をまとい猿のように左右に飛び、前後に走る=松本成さん撮影
  • <陵王(りょうおう)>月を借景に龍が舞う。いかめしい龍の仮面をかぶって勇敢に戦い、大勝した王を表現した最高名曲。天竺(てんじく)インドシナ起源の華麗な舞=松本成さん撮影
    <陵王(りょうおう)>月を借景に龍が舞う。いかめしい龍の仮面をかぶって勇敢に戦い、大勝した王を表現した最高名曲。天竺(てんじく)インドシナ起源の華麗な舞=松本成さん撮影
  • 六華苑の庭園に特設された舞台。右方の童舞(わらわまい)・胡蝶(こちょう)と左方の童舞・迦陵頻(かりょうびん)の子役たちがそろい踏み=松本成さん撮影
  • <貴徳(きとく)>前漢第9代皇帝、宣帝の神爵年間(前61~前58)に、匈奴(きょうど)の王が漢に降り貴徳候に封ぜられたという故事に由来する。舞台の四隅に走り鉾(ほこ)で突く勇壮な舞=松本成さん撮影
  • <還城楽(げんじょうらく)>頰と顎(あご)が動く恐ろしい顔の赤色の面をかぶり桴(ばち)を持った舞人(まいびと)が、蛇を見つけて飛び上がって喜び、蛇を左手で捕らえて舞う=松本成さん撮影
  • <春庭花(しゅんでいか)>六華苑の庭園に「舞の花」が咲く。春を彩る名曲。唐の第9代皇帝、玄宗(在位712~756年)が、花の咲き始めが遅れたので、楼に上り鼓を打ち笛を奏したところ、たちまち百花一斉に咲きそろった故事をもとにしている。平安時代に再編した舞曲=松本成さん撮影
  • <白浜(ほうひん)>笛と篳篥(ひちりき)の主奏者による序吹(じょふき)に始まり、4人の舞人が後半に右袖を脱いで人の輪で花の形をつくり巡る名曲=松本成さん撮影
  • 幕あいに「胡蝶の夢」を見る。出番を待ちきれない子供たちは、楽屋に使っている和館の間でおとなしくしてくれない=松本成さん撮影
  • <胡蝶(こちょう)>延喜年間(901~923年)、宇多法皇が子供相撲をご覧の時に作舞作曲された国風(くにぶり)の名曲。源氏物語第二十四帖では「花園の胡蝶」として、チョウが山吹の花を飛び交うように優美に舞う。桑名では「六華苑」洋館前の庭園で舞う=松本成さん撮影
  • 「六華苑」には洋館と、それに連なる和館がある。和館を楽屋として使う。幕あいの休憩中にも音楽を楽しむ楽人たち。多度雅楽会は40曲の音楽を持つ、特別な時に披露される10曲を除き、30曲の演目を5年で一巡させて、舞楽の保存に努めている。特に20曲が名曲とされているもので頻繁に披露される=松本成さん撮影
  • <管絃(かんげん)>舞のない楽器のみの演奏を管絃という。楽器構成は3種の打楽器(鞨鼓=かっこ、太鼓、鉦鼓=しょうこ)、2種の絃楽器(琵琶、楽筝=がくそう)、3種の管楽器(鳳笙=ほうしょう、篳篥=ひちりき、龍笛=りゅうてき)によって構成される。管絃の楽器の奏法は趣もゆったりとしている=松本成さん撮影
  • <陪臚(ばいろ)>天平年間(729~749年)までに伝来。源義家などの武家が出陣のたびに上演。盾に鉾の武人が太刀を抜いて舞う。破は夜多羅(やたら)という独特の拍子=松本成さん撮影
  • <安摩(あま)>幾何学的で人面の形をした雑面(ぞうめん)を着けた舞人2人が、左右対称に、笏(しゃく)を掻(か)き、首を左右上に振り、向きを変え、走り動く=松本成さん撮影
  • <二の舞>安摩と対の舞。「二の舞を踏む」の語源の舞。咲面(えみめん)の爺(じじい)と腫面(はれめん)の婆(ばばあ)が、「安摩」の舞人に笏を乞うが拒まれ、「安摩」の舞を真似るが、うまく舞えない。「踏む」の舞の手となってしまう=松本成さん撮影
  • <納曽利(なそり)>2匹の竜(双竜又は雌雄の竜ともいう)が戯れる姿を舞にしたもの。平安時代の競馬(くらべうま)や相撲の節会(せちえ)の勝ち舞=松本成さん撮影
  • <蘇莫者(そまくしゃ)>聖徳太子が山で笛を吹いていると、山の神が笛に合わせて喜ぶ姿と伝えられる。舞人は蓑(みの)をまとい猿のように左右に飛び、前後に走る=松本成さん撮影
  • <陵王(りょうおう)>月を借景に龍が舞う。いかめしい龍の仮面をかぶって勇敢に戦い、大勝した王を表現した最高名曲。天竺(てんじく)インドシナ起源の華麗な舞=松本成さん撮影

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