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判決の日、長男健太さんの遺影を手に裁判所に向かう田村弘美さん（右）。遺族の間で遺影を持って行くかどうか意見が分かれたが「私は必ず持って行く。一緒に闘っているから」との思いに全員が同意した。原告らが手にしている写真は左から、丹野美智子さん、高松祐子さん＝仙台市で２０１５年４月、佐々木順一撮影 -
判決で遺族側の訴えを退ける司法判断が示された後、前を向いて堂々と裁判所を出る田村孝行さん。「勝ち負けだけでなく問題提起なんだ」と話した＝仙台市で２０１５年４月、佐々木順一撮影 -
他の震災関連訴訟の原告遺族を招いて当時の状況などを堀切山で説明する田村弘美さん（右）。七十七銀行女川支店は中央左付近にあった。同じように裁判をしている遺族を訪ねて意見交換したり、励まし合ったりしてきた＝宮城県女川町で２０１４年１０月、佐々木順一撮影 -
打ち合わせでは遺族で意見を交換し、どんな資料を提出するかなどを深夜まで話し合う日もあった＝宮城県石巻市で２０１４年１１月、佐々木順一撮影 -
姉美智子さん（当時５４歳）を亡くした丹野礼子さん（中央）。控訴審を前に、従業員をすぐに高台へ避難させた製菓会社元専務の斉藤賢治さん（左）に当時の状況を聞いた＝岩手県大船渡市で１４年５月、佐々木順一撮影 -
公判後、メディア対応する遺族ら。より多くの人に知ってほしい一心で記者からの質問にすべて答えた＝仙台市で２０１５年１月、佐々木順一撮影 -
岩手県沿岸部を訪ね、同じく仕事中の家族を津波で失った遺族や生存者と意見交換しながら、被災現場を見て回った＝岩手県陸前高田市で２０１４年５月、佐々木順一撮影 -
仙台高裁で開廷を待つ原告遺族と弁護団＝仙台市青葉区で２０１５年１月、佐々木順一撮影
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