特集

第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(2021年)の特集サイトです。

特集一覧

第101回全国高校野球

天の兄ちゃんへ先制打 履正社・内倉選手、8強つかむ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
=幾島健太郎撮影
=幾島健太郎撮影

 第101回全国高校野球選手権大会に出場している履正社(大阪)の内倉一冴(かずさ)選手(3年)は8年前、4歳年上の兄(当時13歳)を病気で亡くした。「兄ちゃん、見といてや」。17日の高岡商(富山)戦、野球を教えてくれた兄への思いを胸に打席に立ち、先制打を放った。試合は9-4で快勝し、8強に進出。内倉選手は「次はもっと活躍したい」と語った。

 兄の昂真(こうま)さんは幼少期から体調不良に悩まされ、移動には車椅子を使うことが多かった。当初は膠原(こうげん)病だと思われていたが、小学校6年の時に筋ジストロフィーと判明した。

この記事は有料記事です。

残り480文字(全文740文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月