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高校野球秋季大会2023

2023年秋の高校野球のトップページです。全国10地区で、新チームによる「秋の王者」が決まります。

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秋季高校野球

秋季関東地区高校野球大会 東海大相模が好発進 桐光学園も競り勝つ /神奈川

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【東海大相模-駿台甲府】一回表東海大相模2死満塁、加藤が左越え本塁打を放つ=上毛新聞敷島球場で 拡大
【東海大相模-駿台甲府】一回表東海大相模2死満塁、加藤が左越え本塁打を放つ=上毛新聞敷島球場で

 第72回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)が19日、前橋市の上毛新聞敷島球場などで開幕し、1回戦3試合が行われた。県勢の東海大相模(神奈川1位)は駿台甲府(山梨2位)に14―2とコールド勝ちし、桐光学園(神奈川2位)は霞ケ浦(茨城2位)を4―2で降し、ともに準々決勝に進出した。東海大相模は21日午前10時から高崎城南球場で習志野(千葉1位)と、桐光学園は同日午後0時半から上毛新聞敷島球場で桐生第一(群馬1位)と対戦する。【池田直、妹尾直道】

初回一挙9得点

 <上毛新聞敷島球場>

 ▽1回戦

東海大相模(神奈川1位)

  9000023=14

  0001010=2

駿台甲府(山梨2位)

 (七回コールド)

 (東)諸隈、金城、笠川―神里

 (駿)大須賀、藤井―三木

▽本塁打 加藤(東)

▽三塁打 三木(駿)

▽二塁打 西川、神里(東)

 東海大相模が19安打の猛攻で快勝した。初回、西川の2点適時二塁打に続き、加藤の満塁本塁打などで一挙9得点。六、七回にも加点し試合を決めた。駿台甲府は四、六回に1点ずつを返したが、打線がつながりを欠いた。

打線好機生かす

 <高崎城南球場>

 ▽1回戦

桐光学園(神奈川2位)

  030000001=4

  000010001=2

霞ケ浦(茨城2位)

 (桐)安達―石倉

 (霞)山本―瀬川

▽三塁打 宮崎(霞)

▽二塁打 山本(霞)

 桐光学園は二回、1死満塁から直井の犠飛や馬込の2点適時打で3点を先取。九回にも加点して逃げ切った。霞ケ浦は12安打を放ち、九回には2死一塁から宮崎の適時三塁打で2点差まで迫ったが、あと一本が出なかった。


 ■白球譜

猛練習実り3打点 馬込悠選手 桐光学園(2年)

桐光学園・馬込悠選手(2年) 拡大
桐光学園・馬込悠選手(2年)

 「これで打てばヒーローだ」。1点を先制した二回、2死満塁。内角の直球にバットを合わせると、打球は右翼方向に抜ける2点適時打になった。仲間が生還するのを確認すると、声を出して喜びをあらわにした。

 県大会決勝では東海大相模に終盤で突き放され、悔しい敗戦。「バットを振り込んで状態を上げよう」と気持ちを切り替えた。関東大会までの2週間、毎朝1時間半の素振りを繰り返し、練習終わりにもバッティングを確かめた。その成果が初戦で発揮され、「チームを助けられてよかった」と笑う。

 五回の見逃し三振を引きずらず、九回には犠飛で追加点を挙げ、この日3打点。野呂雅之監督も「あの1点は大きかった」と活躍をたたえる。

 チームは多くの安打を浴びながらも最後で粘り、堅守を見せた。次戦の桐生第一は「自分たちの野球ができれば、絶対勝てない相手じゃない」。その目はさらに先を見据えている。【池田直】


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