大学倶楽部・福岡工業大

男子新体操をゲームで疑似体験 アプリ開発コンテストで2年の斉藤さんが優秀賞に

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タブレットの前で、新体操のポーズを決める斉藤さん。アプリが技のできばえを素早く採点する 拡大
タブレットの前で、新体操のポーズを決める斉藤さん。アプリが技のできばえを素早く採点する
コンテスト出場者全員で記念撮影 拡大
コンテスト出場者全員で記念撮影

 九州在住の大学生、専門学校生らがアプリ開発力を競う「九州アプリチャレンジ・キャラバン2017コンテスト」が12月9日、福岡市で開催され、福岡工業大学情報工学部2年の斉藤大和さんが優秀賞を受賞した。

 このコンテストは、ソフトウエアの開発スキルとマインドを身につけた学生の育成を目指して、教育機関と企業が連携して企画し、今年で4回目。今回は過去最高の24チーム68人の学生が参加した。審査はアプリの開発技術、アイデア、チームワークとプレゼンテーション力を評価基準とし、7チームが受賞した。

 斉藤さんが開発したのは「男子新体操体験型アプリ」。高校時代に男子新体操チームで活躍し、審判員の資格も持つ斉藤さんが「男子新体操の楽しさをたくさんの人に知ってもらい、興味を持ってもらいたい」と開発に取り組んだ。

 完成したアプリは、現実の人や物の動きを赤外線カメラで検知し、モニター上の映像に反映させる「モーションキャプチャー」という技術を活用。デバイスによって男子新体操の基本的な五つの動きを採点形式で楽しめる。複雑な動きにも対応し、実用レベルにまで達していた点が評価された。

 斉藤さんは「これからもっと難易度の高い動きも採点できるようにアプリの開発を進めていきたい」と、さらに意欲を見せた。

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