中国探査機が火星に着陸 旧ソ連、米に次ぎ3カ国目 地表を探査へ
毎日新聞
2021/5/15 09:50(最終更新 5/15 13:57)
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中国の無人探査機「天問1号」の着陸機が15日午前、火星の地表面に軟着陸したと国営新華社通信が報じた。火星への探査機の軟着陸は旧ソ連、米国に次ぎ3カ国目で、習近平指導部が掲げる「宇宙強国」の確立に向けた大きなステップとなりそうだ。
着陸後は、探査車「祝融号」で地形や地質などの調査を始める予定で、表面探査に成功すれば米国に次いで2カ国目となる。新華社通信は「我が国の宇宙探査は重要な一歩を踏み出した」とする習近平国家主席のメッセージを紹介した。
天問1号は2020年7月に中国・海南島から打ち上げられ、21年2月に火星を周回する軌道に入り、地表面を観測しながら着陸に備えていた。
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