参院選

313人が出馬予定…全1人区で与野党激突

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
党派別立候補予定者数
党派別立候補予定者数

 夏の参院選で改選を迎える議員の任期満了(7月25日)まで2カ月になった。毎日新聞の24日現在の集計によると、立候補予定者数は313人で、2013年参院選の立候補者数(433人)を大きく下回っている。今回は6月22日公示、7月10日投開票の日程で行われる見通しだ。

 内訳は選挙区(改選数73)が186人、比例代表(改選数48)が127人。自民党と旧民主党の「2大政党」化が進む中で過去最少だった04年の320人に現時点では届いていない。政党別では、自民党が71人で最も多く、民進党55人▽公明党13人▽共産党53人▽おおさか維新の会25人−−など。

 選挙戦全体の勝敗を左右する「1人区」(改選数1、32選挙区)では、民進、共産、社民、生活の4党が自民党に対抗するため候補者調整を進め、全選挙区で一本化のめどが立った。13年は自民党の「29勝2敗」(当時は31選挙区)だった1人区の勢力図が変わるかどうかが注目される。共産党は選挙区から比例代表に候補予定者を回したため比例は各党で最も多い38人になった。

この記事は有料記事です。

残り293文字(全文744文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月