- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
アップルが3日発売したiPhone(アイフォーン)10周年記念モデルの「X(テン)」。ローマ数字ではなく、アルファベットの「エックス」と書いて「テン」と読ませている。「X」が「テン」となる理由を探ってみた。【岡礼子】
Xはバージョン番号ではない
これまでのアイフォーンは、機種名に洋数字が使われた。9月に発売したのが「8」で、次が「テン」だ。10周年だからと考えれば分かりやすいが、アルファベットのエックスを使ったのはなぜだろう。
アップル日本法人の広報に尋ねると、「(基本ソフトの)『OS X』(オーエス・テン)も、エックスと書いてテンと読む。経緯は分からない」。OS Xとは、アップルのパソコン「マッキントッシュ(Mac)」のOSで、2001年に発表された。アップル創業者の一人で、販売不振などで一時アップルを追放された故スティーブ・ジョブズ氏が、同社に復帰した時のことだ。
この記事は有料記事です。
残り1568文字(全文1957文字)