新型アイフォーン

「X」を「テン」と読むのはなぜ?

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アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は新製品発表会の冒頭、創業者でiPhone(アイフォーン)開発を主導したスティーブ・ジョブズ氏の功績を振り返った=米カリフォルニア州で2017年9月12日、清水憲司撮影
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は新製品発表会の冒頭、創業者でiPhone(アイフォーン)開発を主導したスティーブ・ジョブズ氏の功績を振り返った=米カリフォルニア州で2017年9月12日、清水憲司撮影

 アップルが3日発売したiPhone(アイフォーン)10周年記念モデルの「X(テン)」。ローマ数字ではなく、アルファベットの「エックス」と書いて「テン」と読ませている。「X」が「テン」となる理由を探ってみた。【岡礼子】

Xはバージョン番号ではない

 これまでのアイフォーンは、機種名に洋数字が使われた。9月に発売したのが「8」で、次が「テン」だ。10周年だからと考えれば分かりやすいが、アルファベットのエックスを使ったのはなぜだろう。

 アップル日本法人の広報に尋ねると、「(基本ソフトの)『OS X』(オーエス・テン)も、エックスと書いてテンと読む。経緯は分からない」。OS Xとは、アップルのパソコン「マッキントッシュ(Mac)」のOSで、2001年に発表された。アップル創業者の一人で、販売不振などで一時アップルを追放された故スティーブ・ジョブズ氏が、同社に復帰した時のことだ。

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