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東京・両国国技館で2日、投開票された、任期(2年)満了に伴う日本相撲協会の理事候補選挙(定員10、外部3人を除く)で、5度目の当選を目指した貴乃花親方は、わずか2票で落選した。自身の1票に、別の1票しか加わらなかった。
最多得票は前回6票で落選した伊勢ケ浜一門の高島親方の12票で、現理事長の八角親方は11票だった。
選挙後、多くの報道陣に囲まれた貴乃花親方は、質問に無言を貫いた。先月31日の弟子の新十両記者会見で見せた笑顔とは対照的に、この日は表情を変えることなく車に乗り込んだ。「無投票は避けるべきだ」と落選覚悟ともとれる中で出馬した真意を、自身の口で語ることはなかった。
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