京大吉田寮

自治の歴史ドキュメンタリー 18日上映会

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吉田寮の玄関=ドキュメンタリー「銀杏並木よ永遠に」から、若林あかねさん提供
吉田寮の玄関=ドキュメンタリー「銀杏並木よ永遠に」から、若林あかねさん提供

 100年超の歴史を持つ学生自治寮で、存続を巡って揺れている京都大吉田寮(京都市左京区)について、映像作家の若林あかねさん=大阪市北区=がドキュメンタリー「吉田寮が寄宿舎と呼ばれていた時代の自治 銀杏(いちょう)並木よ永遠に」を作成した。吉田寮と呼ばれる以前の1950年代に学生生活を送った元寮生のインタビューなどを通じて、自治の歴史と近代建築としての価値を見つめ直している。

 吉田寮には1913年築の旧棟と2015年築の新棟がある。大学側は昨年末、老朽化と耐震性の不足を理由に今年9月末までの全寮生の退去を求め、学生側が反発。交渉は平行線のまま、建て替えや補修などの方針は固まっていない。

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