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全国で唯一の「りんご科」がある学校の名を後世に--。来年3月末で70年の歴史に幕を下ろす弘前実業高藤崎校舎(青森県藤崎町)の3年生が12日、同町のリンゴ園で、「ふじ」の枝変わり品種で校舎名にちなんで名付けたリンゴ「藤巧者」を収穫し、着色や糖度などを調べた。
枝変わり品種は、同校舎OBで藤崎町の農家、太田昌文さん(63)が、18年ほど前に同校舎の果樹園で発見。自分のリンゴ園の「ジョナゴールド」の木2本に接ぎ木して育ててきた。
昨年5月、当時の3年生の生徒が、同校舎の名を残したいという願いや農家の栽培技術の素晴らしさを伝えたいという思いから藤巧者と命名。今年1月には、太田さんが農林水産省に品種登録を出願した。
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