全国の中学3年生が一斉に受ける「全国学力テスト」で、来年度から新たに始まる英語について、最初の年は「読む、書く、聞く、話す」のうち、「話す」は希望する学校だけで行うことになりました。文部科学省が12日、お知らせを出しました。
全国学力テストは、子どもの学力を調べて、よりよい授業をするのをねらいとして、公立の小学校6年生と中学3年生全員を対象に行われています。中学3年生は、これまでの国語、数学、理科に加え、来年度から英語が始まります。理科と英語は3年に1度です。
英語の「話す」はパソコンで問題の音声を聞き、生徒の声を録音する方式で、今年5月には予備調査が行われました。先生の仕事が増えたり、パソコンの基本ソフトが対応していなかったりする課題があり、希望校だけにしました。