「赤旗」盗用

徳島・三好市長「引用だった」と釈明

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頭を下げ謝罪する徳島県三好市の黒川征一市長=三好市の三好市役所で2018年11月19日、大坂和也撮影
頭を下げ謝罪する徳島県三好市の黒川征一市長=三好市の三好市役所で2018年11月19日、大坂和也撮影

 徳島県三好市の黒川征一市長が、市の広報誌のコラムで共産党機関紙「しんぶん赤旗」から盗用した表現を使っていた問題で、黒川市長は19日、市役所で記者会見を開き「配慮に欠けた行為で迷惑をかけた」と謝罪した。黒川市長は、引用は認めたが「盗用ではない」と説明。減給などの自身の処分やコラムの中止については「熟慮する」と述べるにとどめた。

 問題となった広報誌「市報みよし」11月号のコラムでは、10月21日付赤旗の「潮流」と構成が酷似し、全く同じ表現があった。黒川市長は「自身の考えにぴったり合う表現を引用した。短いコラムに引用元を示す必要があると思っていなかった」と釈明。その上で「考え自体は自分のもので盗用とは認識していない」と繰り返し、「今後書くことがあれば引用元を示す」とした。

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