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命の尊さ、子供に伝え 熊沢佳範(くまざわ・よしのり)さん(75)
「頑張れー!」。高知市の海岸に、子供たちの元気いっぱいの声援が響いていた。視線の先にいるのは、砂浜を海へと向かう2匹の子ガメ。高知市立春野東小の4年生約90人が、学校で育てたアカウミガメの放流を行っていた。ウミガメの保護活動に取り組む地元住民、熊沢佳範さん(75)は子供たちの様子を見守りながら、「電気で動くものが多い時代だからこそ、命の尊さを学ぶことが大切。子供が喜ぶ姿を見るのが活動のやりがい」と力を込めた。
ウミガメ保護に携わって20年。産卵シーズンを迎える5~8月中旬は沿岸部を毎朝パトロール。保護する卵がないか確認している。
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