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「なんでそんなに外国が好きなの?」。国際系の学部にいるからか、よく聞かれる。だがその度に答えに詰まってしまう。気づけば好きだったというのが一番しっくりくるが、それが求められている答えではないことは分かっている。
10歳の頃、2分の1成人式で話した夢は「国際人になりたい」だった。海外でも放送されていた子ども向けのテレビドラマの影響からだ。同年代の女の子が、世界的な歌手になるという話。彼女と私の共通点は同年代であることだけ。髪の色も瞳の色も全く違う。それがただ不思議で、でも面白かったことを覚…
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