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テコンドー山田美諭、けが乗り越え初五輪 支えた父と兄がエール

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五輪テコンドー女子49キロ級に出場した山田美諭選手=岐阜県羽島市で2020年2月、大西岳彦撮影
五輪テコンドー女子49キロ級に出場した山田美諭選手=岐阜県羽島市で2020年2月、大西岳彦撮影

 東京オリンピックは24日、テコンドー女子49キロ級に、大けがのためリオデジャネイロ五輪(2016年)出場を逃した山田美諭選手(27)=城北信用金庫=が、復活を果たし初出場する。全日本選手権を5連覇し、国内に敵なしとみられていた15年、リオ五輪代表を決める試合中の、右膝前十字靱帯(じんたい)損傷などの大けが。一時は引退も考えたが、家族の励ましを受け、1年にわたるリハビリに耐えた。見守ってきた父や兄は「一戦一戦楽しんで戦ってきてほしい」と健闘を祈る。

 愛知県瀬戸市出身。実家は空手道場を開いており、3歳から父・啓悟さん(55)の指導の下、空手を始めた。男の子が相手でも強気で攻め、兄勇磨さん(30)の背中を見ながら、鍛錬の日々を送った。

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