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藤井聡太

2016年に将棋棋士としてデビューし、21歳2カ月でついに史上初8冠の偉業達成――。「天才」藤井聡太名人の歩みをクローズアップ。

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渡辺明棋王が1勝返す 藤井聡太王将、最終盤でミス 棋王戦第3局

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第48期棋王戦五番勝負第3局で、藤井聡太王将(左)を破り、連敗を止めた渡辺明棋王=新潟市の新潟グランドホテルで2023年3月5日午後8時19分(代表撮影)
第48期棋王戦五番勝負第3局で、藤井聡太王将(左)を破り、連敗を止めた渡辺明棋王=新潟市の新潟グランドホテルで2023年3月5日午後8時19分(代表撮影)

 渡辺明棋王(38)=名人=に藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖=が挑戦する将棋の第48期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)の第3局が5日、新潟市で指され、渡辺棋王が藤井王将に174手で勝って対戦成績を1勝2敗とした。藤井王将は開幕から2連勝し、棋王奪取と6冠達成に王手をかけていたが、最終盤で藤井王将に詰みを逃す珍しいミスが出て、渡辺棋王が1勝を返した。第4局は19日に栃木県日光市で行われる。

 11連覇を目指す渡辺棋王は、4月から4連覇を懸けた名人戦七番勝負を控えており、二つのタイトルを死守できるかの正念場を迎えている。終局後、渡辺棋王は「よくなった後でどんどん差を詰められ、負けになっていても仕方がないと思っていた。一つ返すことができたので、また次からも目の前の一局、という気持ちでやっていきたい」と振り返った。

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