特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

福島原発事故

避難患者死亡、東電に賠償命令 東京地裁

 東京電力福島第1原発事故で、双葉病院(福島県大熊町)から避難を余儀なくされ死亡した入院患者2人の遺族が、東電に計約6600万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(中吉徹郎裁判長)は27日、計約3100万円の賠償を命じた。判決は、入院患者の病状なども死亡に影響を与えたとして、賠償を2〜4割減額した。

 原発から約4.6キロの同病院では事故後に約50人の入院患者が死亡し、このうち認知症の男性(当時98歳)と統合失調症の男性(当時73歳)の2遺族が提訴した。他の遺族の和解2件が千葉、福島両地裁で成立しているが、判決は初めて。東電は死亡との因果関係を認めており、賠償額が争点だった。

この記事は有料記事です。

残り295文字(全文586文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月